戦後沖縄最大の作曲家、初の語りおろし 貴重な証言と写真

「ローカルの根を掘り進んでいくと、いつか広々とした普遍の広野にたどり着く。それを実行した人々の感動的な記録。この人たちによって、沖縄音楽は、いまや世界音楽の空間の、重要な要石となった」中沢新一(人類学者 多摩美術大学芸術人類学研究所所長)
名曲「芭蕉布」の作曲者、戦後沖縄音楽界の巨匠が、七十代も後半になってようやくロング・インタビューとその単行本化を承諾。自己史、沖縄観、音楽観、歌い手たちとの交流、さらには「音楽家よりも写真家になりたかった」と語るカメラを通しての沖縄への愛情までをも、初めて語りおろしたものが本書です。冒頭グラビアページでは沖縄の自然と風土を愛する普久原の写真家としての作品を収録。ことばだけではなくその視線からも表現者・普久原の全貌に迫ります。
インタビュアー・編著者はかつて普久原の民族楽器管弦楽『史曲〈尚円〉』や、伝説的名歌手・嘉手苅林昌と普久原の最後のセッション・アルバムをプロデュースした音楽プロデューサー・磯田健一郎。

●目次

カラーグラビア 8P 撮影:普久原恒勇 沖縄の自然と風土を中心に
序 透明なるものへ
はじめに
第一章 録るひと ~プロデューサー・作曲家 普久原恒勇
 1【少年時代】 2【大阪時代】 3【帰沖後】 4【制作活動へ】 5【作曲活動へ】
第二章 撮るひと ~フォトグラファー 普久原恒勇
 1【少年時代 ~父のカメラを持つ子ども~】 2【大阪時代 ~島へ向かうレンズ~】 3【帰沖後 ~沖縄の美とともに~】 4【敬愛するカメラマンたち】
第三章 音楽とひと
 1【歌い手と】 2 【アレンジャー、バンドマンと】
第四章 音楽を語る
 1【西洋の音、沖縄の音】 2【自作を巡って ~歌の系譜~】 3【自作を巡って ~器楽の系譜~】

結び 揺らぎゆくものへ
あとがき  普久原恒勇 略年譜

●2009年7月31日発行
芭蕉布

芭蕉布  普久原恒勇が語る沖縄・島の音と光
磯田健一郎編著
A5変形判  160頁
2,000円+税
987-4-89982-159-5

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投稿日
2009年7月31日
カテゴリ
コラム・エッセイ
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