『沖縄の御願ことば辞典』の著者がおくる、
21世紀の御願を考える一冊。

暮らしの中のウグヮン

暮らしの中の信仰・御願について、その心や意味するものについてわかりやすく言葉ごとに68編がエッセイでまとめられている。

これらのエッセイより先祖の知恵の優しさについて考え、心の絆を結ぶ方法や悩みを解きほぐす方法を見つけ出し、心のやすらぎ、癒しを得られる方法を模索する。

●目次

一、御願と暮らし
 御願ことばと女性の役割/御願のこころ/家族を守護する神/火の神の昇天/家の出入り口の御願/便所の神の話/正月にする御願/三月三日の浜下り/胎盤を埋める儀式/子供の誕生祝い/神仏からのご褒美/よきせぬプレゼント/願うことは幸せを招く/魂を込める御願/生きている人の魂/離婚の御願/引越しの時のヌジファ/医者半分ユタ半分
二、供養と癒し
 清明・先祖供養/お盆・先祖供養/魂のヌジファ/お墓のヌジファ/海の底から救った魂/戦争で落とした魂/水子の供養先祖の懐に抱かれる/亡くなった人の思いを聞く/亡くなった人の結婚式/亡くなった人との悲しい別れ/くりかえす先祖の行為/神や霊をないがしろにした話/嫡子の存在は大きい/位牌は霊が宿っている/位牌継承のタブー/預けられた位牌/寂しい思いをしている女の位牌
三、「お知らせ」と災い
 生きた人の遺念/口は災いの元/腰にかかる「お知らせ」/霊に乗り移られた話/霊の障り/ヤナムンと吹出物/御嶽の「お知らせ」/亡き祖母からのメッセージ/神仏のメッセージで命拾い/タマガイは不吉の前兆/十二年ごとの生まれ年/同じ干支同士のサーマキ/四十九歳は大厄の年
四、霊力と呪力
 霊力の高い生まれ/分を超えた御願/ターリーの原因を探る/守護霊を悟る/ユタになる人/ユタの託宣/ユタの得意分野/ヒラメキで作った民謡/正夢で助かった話/不吉な夢を払うまじない/薬を飲むときのまじない/着物に込められた呪力/つばの持つ呪力いろいろ/サンの持つ不思議な力/塩で清め・払う方法/若返る水の話/人間の命の再生/お守りの御利益
あとがき
索引


●著者プロフィール
高橋 恵子(タカハシ ケイコ)
1946(昭和21)年3月、本部町に生まれる。
1971(昭和46)年3月、国際大学文学部国文学科卒業。現在、沖縄文化協会会員、沖縄学研究所所員。
2000年自主制作CD(「黄金孫」)で新唄大賞で奨励賞受賞。
著書に『沖縄の御願〜神グチ・民間信仰語をかがる〜』(ひるぎ社、1988)、『沖縄の御願ことば辞典』(ボーダーインク、1998)論文に「沖縄の民間信仰語」(『沖縄文化』第19巻2号)がある。
1988年、沖縄文化協会賞(金城朝永賞)、沖縄タイムス出版文化賞受賞。

●2003年8月31日発行
850_1

暮らしの中の御願〈ウグヮン〉 沖縄の癒しと祈り 
高橋恵子
四六判上製本  260頁
2,400円+税
4-89982-050-X

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投稿日
2013年2月5日
カテゴリ
沖縄の信仰・御願
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