暮らしの中の沖縄のまじない民俗史
フーフダ、まじないの謎を解き明かす

フーフダ、石敢當、シーサー、サン、ヒヌカン、ムンヌキムン、紫微鑾駕、ハブ除け、雨乞い
今も暮らしの中に息づく沖縄のまじない文化

長年にわたりフィールドワーク、文献研究、民間に伝わる文書の探究を続けてきた、沖縄のフーフダ・まじない研究の第一人者による待望の入門書登場。

沖縄の歴史的、民俗的事象をわかりやすく、かつ新知見を加えてまとめた一般読者から研究者まで幅広い読者の話題となる内容です。

●目次

 はじめに

第一章  呪文

(1)乳幼児がくしゃみをした時
(2)地震が起きた時
(3)雷が鳴る時
(4)火事が起きた時

第二章  沖縄のムンヌキムン

(1石敢當
     【コラム】アジアの石敢當
       ブラジルの石敢當
(2)シーサー
(3)フーフダ(符札) 屋敷、便所、台所など
      【コラム】急々如律令
(4)貝(シャコガイ・スイジガイなど)
(5)ゲーン(サン)
(6)ヒジャイナー(左縄)
(7)塩・海水
 
第三章  暮らしとまじない

(1)「紫微鑾駕」—新築家屋のまじない
(2)ハブ除け      
(3)虫害除け 
(4)旱魃と雨乞い 
       【コラム】鍋と雨

(5)風のまじない 
(6)守り本尊と「首里十二ヶ所巡り」   
     【コラム】「時双紙」と「砂川双紙」
(7)「ものもらい」
 
第四章  誕生と産育のまじない

(1)妊娠・出産  
(2)胞衣の処理  
(3)名付けと鍋墨  

第五章  死・葬・墓のまじない

(1)死と葬 
(2)ウティンジカビ  
(3)墓の魔除け  
(4)「墓中符」  

第六章  呪符をめぐる文化交流

(1)下賜された道教のおふだ 
(2)琉球の「御守札」 
(3)そ みん しょう らい蘇民将来ふ符 
(4)九字(臨兵闘者皆陳列在前) 

付章  エッセイ

(1)金門島のへき じゃ ぶつ辟邪物とちん たく ふ鎮宅符   
(2)わらべ歌に見える「札」 

  あとがき

           
●著者プロフィール
山里純一(ヤマザト ジュンイチ)

 一九五一年 沖縄県石垣市(大浜)生まれ
 一九七〇年 八重山高校卒業
 一九七四年 琉球大学法文学部経済学科卒業
 一九八〇年 国学院大学大学院文学研究科日本史学専攻博士後期課程単位取得
 一九八一年 横浜学院女子高等学校教諭
 一九八三年 琉球大学講師
 一九九三年 琉球大学教授 現在に至る

 著書
  『律令地方財政史の研究』(吉川弘文館、一九九一年)
  『沖縄の魔除けとまじない』(第一書房、一九九七年)
  『古代日本と南島の交流』(吉川弘文館、一九九九年)
  『八重山・石垣島(大浜・宮良・白保)の伝説・昔話』(共著:三弥井書店、二〇〇〇年)
  『呪符の文化史—習俗にみる沖縄の精神文化—』(三弥井書店、二〇〇四年)
  『古代の琉球弧と東アジア』(吉川弘文館、二〇一二年)
89982-314-s

沖縄のまじない   暮らしの中の魔除け、呪文、呪符の民俗史
山里純一
46判  240頁
1700円+税
ISBN978-4-89982-341-8
投稿日
2017年2月14日
カテゴリ
民俗・文化
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