福木のトンネルの向こう側にあるものは……

リズミカルな言葉で綴る「新しい命」

 

Epilogue

 

いのちの花を咲かせたよ

可憐な花 清楚な花

どっちにしても枯れてゆく定め

いずれにしても朽ちてゆく運命

 

されど花は枯れても

さらに生まれてくるいのちの種

 

けれど花は朽ちても

なおも生まれてくるいのちの元

 

福木のトンネルの道を

かつてよちよちと歩いてやって来た私

いまやよたよたと杖を突いて戻ってゆく私

 

古びた命を返しに行こうとしているのか

真新しい命をもらいに行こうとしているのか

 

福木のトンネンルの向こう側で

ニライの海はてらてらと光っていた

 

永遠に生命を引き継ぐためなのか

永遠に生命を受け継ぐためなのか

 

福木のトンネルの向こう側に

打ち寄せて来る白波は

私を手招いていたのだよ

 

オイデヨ オイデヨ モドッテオイデヨ

 

●目次

日々草       

Sunflower 

カンナ     

Adan

Sagari− bana

浜木綿

野のボタン

クワズイモ

宇宙のbasyou

福木のトンネル

アカバナー

四つ葉のクローバー

Semmer Holiday 36

彼岸の花

オオゴマダラ

Epilogue 

●著者紹介

テリー テルヤ

1957年生まれ。

沖縄国際大学英文科卒業。

詩集『宇宙の根っこの島で』(ボーダーインク)

   『Blue Cross』『羽根の無い白鳥を飼う詩人』
899820247-9

福木のトンネルの向こう側で
テリーテルヤ
A5判  46ページ
1000円+税
ISBN978-4-89982-247-9

タグ

投稿日
2014年2月28日
カテゴリ
文芸
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2018年11月12日
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2018年10月11日
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