季節の移り変わりや行事、まつりや食文化まで
可愛いイラストでつづる沖縄のくらし

 

 

 

 

総ふりがな仕様とやさしい解説で、どなたさまでもお読みいただけます。

 

私たちが暮らす沖縄は、春、夏、秋、冬と一年を通して比較的あたたかな気候です。どんなに寒くても、雪は(ほとんど)降りません。でも暮らしているとわかる、亜熱帯の島ならではの季節の移り変わりがあります。

 

サンゴの海から吹く風がやさしくなったり、とつぜん台風がきたり。鮮やかな原色の花たちと、ジャングルのような濃い緑の山々。コンクリートと赤がわらの町並み。一番大きい沖縄本島と周辺の離島、もっと南の海に広がる宮古諸島、八重山諸島、ずっと東のほうにある大東諸島など、それぞれの地域によって、自然も文化もいろんな違いがあります。

 

この本では、いまも沖縄の人たちが大切にしている伝統的な年中行事をはじめ、新しいイベントや記念日にレジャー、季節の花の見ごろ、特徴的な気象のようすなど、ふだん暮らしの「おきなわ」を、イラストとわかりやすい解説で集めてみました。

 

「おきなわの一年」を通して、沖縄の季節感、文化、伝統、生活ぶりを感じて、みんなにもっと沖縄を好きになってもらえたらいいなと思ってます。

 

 

 

●目次

おきなわはこんなに広い
おきなわは独特の歴史と文化を持っている
おきなわの季節のうつりかわり
おきなわは亜熱帯海洋性気候
おきなわの暦/旧暦は月の満ち欠けをもとに

1月/あらたまの年(新年)を迎えて、沖縄でいちばん寒い時期。さぁ、ごちそう食べてカリーつけて、厄払い!

2月/まだ寒い日が続くけど、立春を迎えて暦の上では春。花の季節、そしてスポーツキャンプやマラソンのシーズンです。

3月/ツツジが山々を彩り、離島では海びらきも。でも強い風が吹き、海が荒れる「ニングヮチカジマーイ」にはご注意!

4月/さわやかな風が吹いて、野山にはハーベールー(ちょうちょ)が舞い遊び、すがすがしく美しい清明の時期です。

5月/日本で一番早い梅雨入りを迎えて沖縄は雨のシーズン。アメリカの統治下から日本にかえった「復帰記念日」もこの月です。

6月/海のおまつり「ハーリー」、そして沖縄戦で亡くなった人を悼む慰霊の日。沖縄は梅雨明けを迎えます。

7月/燃えるようなオレンジ色のホウオウボクが満開の花を咲かせ、空は青くて夏まっさかり。一年でもっとも暑い季節です。

8月/エイサーやお盆行事が各地で行われます。楽しい夏休みや台風もやってきて、何かと心がワサワサするシーズンです。

9月/暑さが少しずつやわらぎ始め、豊年をお祝いするまつりが行われます。夜空には美しい月がぽっかりと浮かんでいます。

10月/ギネス記録を持つ那覇大綱挽をはじめとして、秋の沖縄には楽しい祭り、おいしい祭りが盛りだくさんです。

11月/琉球王国時代を再現したお祭りから離島の物産展、大盛り上がりの闘牛など、特色あふれるイベントがたっぷりの観光シーズンです。

12月/冬至のころを迎えてサトウキビが花咲き、沖縄にも冬がやってきました。市民マラソンやクリスマスなど、街がにぎわう催しもあります。


●著者略歴
絵・やのわたこ
1982年、高知県生まれ。沖縄の歴史や文化に興味を持ち、2001年に沖縄県立藝術大学の陶芸コースに進学。卒業後、那覇市の古本屋ちはや書房さんにイラストのポストカードを置いてもらったことがきっかけで、ぽつぽつとイラストの仕事を頂くようになる。本と猫が大好きです。

監修・稲福政斉(イナフクマサナリ)
那覇市出身。沖縄国際大学・沖縄大学の非常勤講師、県内数市町村の文化財、博物館関係の委員をつとめる。沖縄各地の伝統的なしきたりや行事、祭具、供物についての調査研究を重ね、その成果をわかりやすく伝える著述や講演活動を続ける。著書に『沖縄しきたり歳時記』(ボーダーインク、2015年)『御願の道具と供えもの事典』(同、2018年)がある。

●2018年7月1日 初版第一刷発行
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おきなわの一年
ボーダーインク編集部 編   絵・やのわたこ 監修・稲福政斉
B5変型判  30ページ/オールカラー
定価(本体1400円+税)
ISBN978-4-89982-350-6
投稿日
2018年6月14日
カテゴリ
民俗・文化
NEWS お知らせ
2018年08月14日
もうすぐ30th anniversary ボーダーインクフェア 9/1(土)~9/30(日)ジュンク堂那覇店1Fにて
2018年05月18日
「ボーダーインク図書目録2018年夏」を制作いたしました。多くの新刊、そいて既刊本が約200点掲載されています。ご希望の方はボーダーインクまでお問い合わせください。