代表的な文学者や作品をめぐって
沖縄の近代から現代の文学史を知る


沖縄の文学は近代(明治・大正期)に多くの詩人、歌人などが現れ、新聞紙面や中央の雑誌などをにぎわせた。それらはどのような人で、どのような作品だったのか。
そして戦後の文芸復興に寄与した雑誌や新聞たち。そして占領統治下においてどのような検閲があったのか。
さらに20世紀末から21世紀初頭にかけて「沖縄文学」評からみた戦後文学、沖縄文学について考える。
著者のこれまでの沖縄の文学史に関する論考をまとめた貴重な資料。

●目次

1 沖縄・大正文学史粗描               
  ―新たに見つかった新聞を通して
 
2 沖縄現代小説史  
   ―敗戦後から復帰まで

3 戦後・八重山「文芸復興」期の動向  

  ◆コラム◆日本語文学の周縁から 
       ―沖縄文学・一九九九年〜二〇〇三年  
          
4 沖縄近代詩史概説  

5 一九三〇年前後の沖縄詩壇  

  ◆コラム◆沖縄の近代現代の歌            

 あとがき  

●著者プロフィール
仲程 昌徳(なかほど・まさのり)
1943年8月 南洋テニアン島カロリナスに生まれる。
1967年3月 琉球大学文理学部国語国文学科卒業。
1974年3月 法政大学大学院人文科学研究科日本文学専攻修士課程修了。
1973年11月 琉球大学法文学部文学科助手として採用され、以後2009年3月、定年で退職するまで同大学で勤める。
主要著書
『山之口貘―詩とその軌跡』(1975年 法政大学出版局)、『沖縄の戦記』(1982年 朝日新聞社)、『沖縄近代詩史研究』(1986年 新泉社)、『沖縄文学論の方法―「ヤマト世」と「アメリカ世」のもとで』(1987年 新泉社)、『伊波月城―琉球の文芸復興を夢みた熱情家』(1988年 リブロポート)、『沖縄の文学―1927年~1945年』(1991年 沖縄タイムス社)、『新青年たちの文学』(1994年 ニライ社)、『アメリカのある風景―沖縄文学の一領域』(2008年 ニライ社)、『小説の中の沖縄―本土誌で描かれた「沖縄」をめぐる物語』(2009年 沖縄タイムス社)。『沖縄文学の諸相 戦後文学・方言詩・戯曲・琉歌・短歌』(2010年)、『沖縄系ハワイ移民たちの表現』(2012年)、『「南洋紀行」の中の沖縄人たち』(2013年)、『宮城聡―『改造』記者から作家へ』(2014年)、『雑誌とその時代』(2015年)、『沖縄の投稿者たち』(2016年)、『もう一つの沖縄文学』(2017年)以上ボーダーインク。

●2018年2月発行
89982-333-9

『沖縄文学史粗描―近代・現代の作品をめぐって』
仲程 昌徳著
四六判  244ページ
定価(本体2000円+税)
978-4-89982-333-9
投稿日
2018年1月30日
カテゴリ
文芸
NEWS お知らせ
2018年05月18日
「ボーダーインク図書目録2018年夏」を制作いたしました。多くの新刊、そいて既刊本が約200点掲載されています。ご希望の方はボーダーインクまでお問い合わせください。
2018年04月04日
『御願の道具と供えもの事典』刊行記念トークイベント 日時:2018年4月28日(土)15:00~ 場所:ジュンク堂書店 那覇店 B1イベント会場